余命一ヶ月の花嫁
少し前のお話。
今話題の映画、『余命一ヶ月の花嫁』のあらすじをあの独特の語り口調で聞いている人を引き込む名司会者『浜村淳』氏が解説しているラジオを偶然耳にしてから観てみたくて観てみたくて仕方がないんです。まだ観ていないので、この映画の実際の良さはわかりませんが、きっと素晴らしい感動作なのではないだろうかと思わされるぐらい浜村淳氏の語りが素晴らしかったんです。

元々この映画は、TBSのドキュメンタリー番組で取り上げられ書籍化を経て映画化された作品です。ヒロインで今回『榮倉奈々』が演じている千恵が『瑛太』演じる太郎と出会い、幸せの中若い彼女に乳がんが見つかり闘病生活が始まる・・・。普通の若いカップルに突然起こった不幸。闘病を続ける中で、千恵は抗がん剤の副作用でドンドンと衰弱。それでも暖かく見守る太郎だが、千恵の余命は一ヶ月と宣告される。

「明日が来るって奇跡なんだよ。太郎ちゃん。」


何とも言えない重い言葉です。この言葉を発した彼女の心境はどのようなモノだったのか想像もできません。乳がんと今至るところで取り上げられていますが、この映画はその中でも特に強いメッセージ性があるようで、最初に話を戻すと、浜村淳氏が語るあらすじも30分以上にわたる力の入れようでした。

私もこのあらすじを聞きながらすっかりその世界に引き込まれ、終わった後も自分がもし彼女が突然余命一ヶ月と宣告されたら「どうするだろうか？」「どうなるだろうか？」と考えさせられました。当たり前にあるモノが突然自分の目の前から消えるなんて想像もできません。大切な人と一緒に一度映画館に足を運んでみては如何でしょうか？お互いの大切さを再確認できるかもしれません。