「宝物にはそれなりの物語(理由)がある。」
誰か偉いさんの言葉だったと思いますが、まさにその通りです。
皆さんも大事なモノ、宝物ってありますよね?
私の宝物の1つが「靴」です。
今回紹介させて頂くのは二足の「靴」です。
私を靴好きのきっかけをくれた「靴」と再度靴とは素晴らしいモノなのだと認識させてくれた「靴」。
まず一足目が『SILVANO LATTANZI シルバノ・ラッタンジ』です。
今や誰もが認める押しも推されぬTOPブランドです。
正直言って値段もかなりします。
30万円OVERの靴ばかり・・・。
そんな靴を何故私が購入したのかというと、イタリアに今から5年程前に行った際にフィレンツェの街にあるご老人が経営されている靴屋さんがあり、そこで恥ずかしながら一目惚れしてしまいまして(汗)
この靴との出会いは、運命的なモノを感じたのです。
まったくガイドブックにも載っていないそのお店。
偶然通りがかり一緒に旅をしていた知人が偶然に立ち寄ってみたくなったみたいでそれに同行しただけだったのです。
そして、試しに履いてみるとサイズもピッタリ!
まさに「運命の出会い」です。
当時はイタリアの通貨も「リラ」とだった為、かなり安く購入する事ができたんです。(詳細は覚えていないのですが、おそらくTax Freeの返金額を入れて15、6万円だったような・・・。)
もちろん今も大切に履いています!
そして二足目がこの『AUBERCY【オーベルシー】』です。
当時は一度安く購入してしまった経験もあり、どことなく「日本では靴は買わない!」などと高飛車な考えがありました。
ですから、私が初めて日本で買った「靴」です。
この「靴」は、それまでの私の陳腐な考えを一蹴する程の衝撃を私に与えてくれました!
これは『CINQUE CLASSICO チンクエクラシコ』のフジワラさんも自信たっぷりのセレクトだったようで、私が店内に入るやいなや「たった今、良いモノが入って参りました。」と言って指差した先は靴が陳列されている棚。
見てみると一瞬でどれの事言っているのか判りました。
手に取りじーっと見てみると、完璧なまでの格好の良さと使用されている革の良さが伝わってきました。
すかさず「サイズもございます。履いて見られますか?」とすすめられて、もはや私に断る理由なぞはなく・・・。
そのまま購入。
この「靴」との出会いで靴磨きもコマ目にやるようになり、日本でもご存知の通り靴を購入するようになりました。
靴好きの方は本当に多く存在すると思います。
そんな先輩方に怒られないように数が増えても「靴のお手入れ」は怠らないように頑張っていきます!!
そして何より、このような宝物をずっと大切に使い続けられるように。