高野 鎮雄 ~夢中になって下さい~

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vhs

前回』の続き
松下 幸之助』が『高野 鎮雄』に呼ばれVHS試作機を前に放った言葉。

ベータマックスは100点満点の製品だ。しかしこのVHSは150点だ。

そう答え『松下 幸之助』は去っていったそうです。
この言葉で更に確信を得た『高野 鎮雄』は『ベータマックス』との全面戦争を仕掛ける事を決意しました。

それには『日本ビクター』一社だけの力でなく他社の技術も取り入れようと考えまずはライバル企業である『SHARP』や『三菱電機』に対し自らが試作機を無償で提供したのです。
そうする事で技術共有する事を訴えたのです。
その『高野 鎮雄』の誠意ある姿勢は相手企業に通じ、そうして出来上がった製品には新機能が数々導入された販売される事になるのです。
その技術とは、テープを前から入れるフロントローディングは『SHARP』、当時ではあり得なかった早送り機能は『三菱電機』その他にも数多くの技術が『VHS』には投入されたのです。
これは当時でも現在でもほとんど例の見ない事でした。
しかし、そうして製品開発をしたこの『VHS』はユーザにも受け入れらそれまで圧倒的有利だった『ベータマックス』を逆転したのです。

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リストラ最有力候補と言われた工員達を一人もリストラする事なく『高野 鎮雄』は1つの巨大プロジェクトをやってのけたのです。
会社の危機を工員全員のそして工員の家族の生活を守りぬいたのです。
彼は後に『日本ビクター』の副社長に就任したのですが、彼みたいな人物こそが経営者であり人の上に立つ人間なのではないでしょうか?
その彼が副社長を退任する際に残した言葉があります。

是非皆さん何でもいいですから、夢中になって下さい。

彼はその二年後癌によりこの世を去りました。
270鉢の盆栽を自宅に残したまま・・・

 
 
 
 
 
 
 
 
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この物語を知ったのは、大学3回生の頃です。
経営学の授業でその頃放送されていたNHK人気番組『プロジェクトX 〜挑戦者たち〜』の『窓際族が世界規格を作った -VHS執念の逆転劇』を見せられたのです。
その時、特にやりたい事もなくただ単に大学生活を送っていた私に衝撃が走りました。

こんな自分で良いのか?

自分も何かできる事はあるんじゃないのか?

そう思わされた私は、最後のエンディングの時に心を打たれ涙を流していました。
今回ある事情があり改めてこのビデオを見た時に同じような感情になりました。

自分達はまだまだできるんじゃないのか?

やろうって本当の気持ちになれてないんじゃないのか?

そう思えてきたのです。
この『VHS』を生んだ若い技術者達は当時20代の若者でした。
そんな人達が世界規格という大偉業を成し遂げたんです。

時代が違う!

そう言い訳する人もいるでしょう。
しかし、それは違います。
今の方がたやすく色々な事ができる時代なんです。
自分が思うようにしたいようにやろうと思えば可能なんです。
私のようなWebを扱う人間はまだまだやりようはいっぱいあるはずです。
だから、私は頑張りたいと思います!
頑張って『高野 鎮雄』のように慕われる人間になり、人に活力と夢を与え社会に貢献し、神戸にいや日本に『BUZZCOM』ありと言われるようにします!!

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