品質

型

深み

私が挙げるとすればこの3点です。
これは服だけに限らず靴や鞄に時計そしてインテリアや食器、audio・建造物に至る全てのモノに当てはまると思います。
1つ例を挙げるとすれば、靴です。

靴は大好きです。
昔はスニーカーで今は革靴が好きで何足か所有しています。
その中で日本のブランドのモノは何1つありません。
革靴は、雑誌とかで最近見かける日本製の靴が多数あります。
値段的にもインポート物よりも多少お値打ち価格です。
でも、手を出しません。
品質や型はレベルが高くてとても良い製品に仕上がっているモノももちろんありますが、一番欠けているのが深みです。
制作に対する取組み方の違いが最終的な製品となって出た時に出るのかもしれませんが、どこか欠けているんです。
それが単に「思い」なのか「技術」なのかまでは私ではまだわかりません。

近年家電製品などは、海外に対して日本製は支持される傾向はあります。
車にしてもそうですね。
ですが、一度Design性のあるモノになると評価はグッと落ちます･･･。
それは客観的に色々なモノを見比べてみるとなんとなくわかります。

こうやってこんな事をモノを見ながら考えていると歴史的な問題が一番大きいのかもしれません。
日本では、ヨーロッパ諸国に比べてこれらのモノを見て触って作ってといった事に対して日が浅いです。
だからもしかするとこれから先には、インポート物を超えるMADE IN JAPANの製品がたくさん出るのかもしれません。
現にデニム業界で今大人気の「JACOB COHEN【ヤコブコーエン】」は、日本のデニム生地の品質の高さに魅了されてイタリアから仕入れて実際に製品のデニム地を扱っています。
もっとこういう海外に認められるモノをそして日本をアピールしていってもらいたいですね。