名ばかり管理職
この言葉を聞きなれない方も多いと思います。
そんな人の為にこの言葉の説明を簡単にすると、十分な権限や裁量もないのに管理職として扱われ、残業手当も支給されないまま過酷な長時間労働を強いられる人達の事を言います。
この話で有名なのがマクドナルドの元店長が訴訟を起こした問題です。
本来、法律が定める管理職の条件は「経営者と一体的な立場」「労働時間を管理されない」「ふさわしい待遇」の3つが当てはまらないといけません。
マクドナルドの元店長は管理職かどうかが争われた裁判で、東京地裁は「店長は3条件を満たす管理職にはあたらない」と判断されたと同時にこのような経営形態をとっている他企業にも衝撃が走り色々な企業で訴訟が起こっています。
私の知人もこの名ばかり管理職という立場が原因で仕事を退職しました。
経営者と従業員という立場である以上は、その働きに合った賃金を支払うのは当たり前です。
それができないのであれば、その時点でその経営者は経営者ではありません。
あくまで私の持論ですがね。
やはり私としては、「会社のため!」と働き蜂になるのも良い事かもしれませんし嬉しい事ですが、物言わず不満を溜め込むんで訴訟問題という事態になる前にお互いに話し合いができるような健全な企業を目指したいです!