一期一会 株式会社webtech 執行役員 川邊英之の公式ブログ

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自民党総裁選は茶番劇や!

自民党総裁選に出馬する候補者が決定しましたね。
候補者は、『麻生太郎』『与謝野馨』『小池百合子』『石原伸晃』『石破茂』と以上の5者です。
もちろんこの中から新総裁が決まり、日本の総理大臣が決定する訳です。
日本の総理大臣が決定するのに我々国民には直接決める事ができないのです。
我々の代表者である自民党内の国会議員の大先生達が我々を代表して決めてくれるんです。

はっきり言って意味わかんないですよね。
自民党の総裁を決めるのは、勝手にその党内の人間で決めてくれればいいけども我々の国の長たる内閣総理大臣を決めるのが国民の手で決められないというのは、やはりどう考えてもおかしいですね。
やはり、アメリカなどの日本も大統領制を取り入れるべきではないでしょうか?
そうする事によって、私達20代をはじめ国民が政治に興味を示すようになるのではないでしょうか?
今の日本では、肝心な部分は全て政治家または官僚が決めて実際にその決め事に従わなければならない我々は何も手が出せません。
こんな状態を続けていて良くなる訳がありません。

と、今回はこういう事を言っても仕方がありませんね。
実際に今ある問題を考えなければ。
今回の5人の候補者のそれぞれの主張する政策内容を見てみましょう。

まずは今回の総裁選大本命である『麻生太郎』。

麻生太郎

1.日本経済はいま、全治3年。短期集中・重点特化型で立て直す。当面の歪みを正して日本経済にばねをたくわえ、グローバル競争の中、駆け抜ける脚力を鍛え直す。
2.暮らしの不安、老後の不安をなくし、日本国民が本来もつ希望を広める。
3.逃げない政治、責任をもって実行する政治を作る。
 

緊急課題:短期集中・重点特化型の政策を打ち断固として取り組む。
1.日本経済は全治3年。まずこれを治療。政府・与党の経済対策を実行。定額減税を実施。
2.年金や医療制度を安心できるものに立て直す。
3.テロとの戦いから逃げない。

この人の政策としては、経済対策を重視して緊急課題として打ち出しています。
期限を3年とし定額減税を打ち出して景気回復図る試みがあるようですが、これもまた色々な障壁があります。
果たして党内に敵の多い麻生さんが実現できるのか・・・。

続いてあの与謝野晶子の孫である『与謝野馨』。

与謝野馨

1.勝ち組・負け組のない社会づくり
2.地方と地域経済に新たな元気を
3.希望ある農林水産業と安心な食卓:農政の大転換
4.信頼できる政府へ:行政再生
5.国民の安心のための安定財源を「財源なくして安心なし」
6.地球温暖化の阻止と国民的省エネ運動
 

この人はご存知消費税増額論者として知られていますね。
その消費税に対し現行の消費税は全額社会保障に充てる「社会保障税」に改め、国民の安心のための安定財源を確保することと述べています。
更に自民党の党内の事にも触れていて、「耳障りでも国民に真実を正直に話し、事実に基づいて政策を企画・実現し、自らその責任をとる」と述べ、国民政党として、都市だけ発展すればよい、人の痛みがわからない政党であってはならないとしていますが、これを行うならいっその事今の自民党議員の辞職が一番の早道では?
それにこの人確か体調が悪いとかって言われてたけど、本当に大丈夫なのでしょうか?
また、あの人みたいに体調を原因で辞められても困りますからね。

続きまして、初の女性総理が注目される紅一点『小池百合子』。

小池百合子

1.「地域力」
2.「環境力」
3.「女性力」
4.「経済力」
5.「外交力」
6.「政治力」
 
 

と、6つの力を掲げそれぞれに対策を考えているようです。
特に女性という事で少子化対策を打ち出したり、女性の雇用問題や労働環境にも触れています。
どれも重要な問題ではあると思いますが、1つの事ができない今こんな6つの事を一度にできるのでしょうか・・・。

ご存知石原都知事の息子はん『石原伸晃』。

石原伸晃

1.安心して暮らせる生活の保障──生活者の視線
2.徹底した行財政改革の推進──ムダの撲滅
3.活力ある日本経済の創造──新技術・新産業の創造
4.元気な地方づくり──地域再生
5.農林水産業、中小零細企業の振興──特色ある地域産業
6.資源フロンティアの開拓──未来への投資
7.世界に開かれた日本──尊敬され発言する日本
8.たくましくてやさしい人づくり──すべての人に教育機会、人間力・規範力
9.消費者が主役の社会の実現──積極的な参加者へ
10.環境と共生する社会システムの確立──自然との共生・環境技術創造立国

打ち出した政策というか目標の内容は良いのですが、正直個人的には絵空事に思えます。
4の地域再生での生活インフラを整備し、地方と都市の格差を是正し、生活者の視点から地域コミュニティを再生する。また、地方分権を一層推進するため、必要な財源を確保しつつ、国と地方の役割分担や、国の関与のあり方を徹底的に見直す。と述べていますが、地方分権に乗り出すのにどれだけの事が必要なのか?生活インフラにしてもどの程度の事を考えているのかあまり見えてきません。
それとも今後それを表に出してきてくれるのでしょうか。

そして、最後の一人があの衝突事件で責任・対応能力を問われた前防衛大臣『石破茂』。

石破茂

1.政策を現場や地方の痛みに直接届くよう立て直す
2.安心して暮らせる、社会保障制度に立て直す
3.豊かな未来に向け、日本経済を立て直す
4.行政を、活力を生む地方分権に立て直す
5.外交・安全保障を、国民の幸せを守るものに立て直す
 
 

安全保障関連を掲げるのは、この人らしいですね。
改革の必要性を主張しているけれど、小泉さんの改革の痛みを見直すとしていますね。
後は、政治を官僚から政治家に取り戻すと言っていますが、やはり防衛省でも大変だったんでしょうね。

未だかつてないぐらい長いエントリーになってしまいました。
読みにくい部分もあったでしょうが、最後まで読んで頂きありがとうございます!

私が今回言いたい事は、この自民党総裁選で盛り上がり自民党の支持率も世論調査で上昇しているという危険性です。
安倍さんはお腹痛で辞め、福田さんは意味不明で「あなたとは違うんです。」と辞め、そんな人達を代表に選んだのは、冒頭の方でも述べたように他でもない自民党です。
その事を今一度我々は、考えなければいけないと思います。
今回の総理辞任劇、そして総裁選はどう考えても解散総選挙を行う上で自民党が有利に選挙を進めるためです。
総裁選で盛り上げ支持率上昇を見込み、総理決定後になるべく早く解散。
この愚策に我々は乗って良いのでしょうか?
何も政権交代を私は求めている訳ではありませんが、このままではあまりにも国民が大馬鹿政治家共に馬鹿にされているようでなりません。

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