今朝『とくダネ』の特捜最前線で今も怪我の後遺症と戦っている女性を見ていてあれからもう3年なのかと思いました。
そして、3年という月日はその人達に対し「3年」と一言では言い表せない「3年」なのだと感じました。
あの事故は多くの人達に衝撃を与え、今も尚苦しんでいる人達が多くいます。
あってはならない事故。
若い運転者が運転する電車。
しかも多くの乗客を乗せた電車。
それが暴走し脱線・・・。
こんな状況を生んだJRの体質はメディアに取り上げられ当時かなり叩かれました。
非常時のマニュアルの甘さ。
乗客の安全を無視した時間マニュアル。
遺族への対応。
電車は皆が使います。
だからこそ、他人事ではない大変身近に感じる事故でした。
実は私の知り合いもこの電車を通勤で使っていたのですが、当日だけたまたま一本早い電車に乗って通勤したんです。
この事実を知った時には、心から良かったと思いました。
でも、その反面いつもならこの電車に乗っていないのにって人も多くいたとか・・・。
その日がたまたま遠足でUSJに行くために乗っていた高校生。
その日にたまたま大阪に遊び出ようとしていた20代女性。
たまたまだけで大きく人生を狂わされた人達。
本当に悲劇です。
いくら機械だからと言って絶対はありません。
しかも人間が運転しているのなら尚更です。
でも、二度とこういう事を起こさないように日頃からの努力は怠ってはいけません。
人の命を預かる者としての義務は果たしてほしいと心からそう思います。