昨日『kitakata』「T283」両氏に『本田宗一郎』の思想を話ました。
彼は経営者というよりもエンジニアであったのです。
なぜならモノについての考え方がまさにそれを表しています。
私がもっともそれを感じさせられたエピソードがこれです。
どこにも負けない速くて静かなエンジンを作る際にまずは速さを追求してその一点に没頭したのです。
そして自分の納得できたエンジンが出来上がった次に静かさを追求したのです。
この2つを次に両立できるエンジンを開発するんです。
そして出来上がったエンジンがあの名車「カブ」が出来上がったそうです。
一見これって遠回りしているのかもしれませんが、1つの問題に対して徹底的に追及する事は例えその内容が無駄であってもその行動事態は有意義であると思います。
エンジニアとして失敗はあると思うし、その失敗で得るモノは大きいと思います。
ましてやそれが必要な事であればより成果は上がると思います。
それは私達『BUZZCOM』として一番必要な事でしょう。
今だからこそできる事であり、それは今後の私達の財産になる事だと私は信じています。