『家族の日』
「家族週間」
知らない人も多いかもしれませんが、今年から新しく内閣府から制定されました。
11月第3日曜日を『家族の日』として「家族・地域の絆を再生する国民運動」です。
家族や地域の絆が薄れている今だからもう一度その重要性を見直すきっかけとして設けられました。
この『家族の日』の前後一週間を「家族週間」とし、この期間に家族との食事や会話などをし改めて家族との時間をじっくりと楽しむ週間です。
これからは国だけでなく一般企業も率先して協力していくようです。
何故このようなモノができたのかと言いますと、アメリカの調査結果で明らかになったのです。
「家族で一緒に食事をしている青少年は、喫煙、飲酒、ドラッグなどの非行に走る率が低い」
というデータが出たそうで具体的な数字で言いますと、週に6~7回家族と食事をしている子供は、週2回以下の子供に比べて、非行のリスクが約半分であるというのです。
今や社会問題になっている少年犯罪の大元はもしかするとこういう些細な事が原因の1つとして考えられるのかもしれません。
世のお父さん達お母さん達は、子供の幸せを思い外で夜遅くまで働いているのかもしれませんが、それが行き過ぎた場合、またはそれ以外の要因で何かしらの家庭での不協和音は、子供にとって最大の不幸なのかもしれません。
実際に私は結婚もしていなければもちろん、子供でもありません。
しかし子供の立場は経験しています。
そう思えば起こせばそのような経験を小さい頃にしたように思えます。
微妙なバランスなので非常に難しい事でしょうが、そのバランスを保つ為の努力は惜しんではならないのは確かですね。