最近頻繁に利用している「レンタルコミック」。
近所にある「USV」というレンタルビデオ店で去年の秋頃だったかな?新サービスを始めたんです。
これが結構今まで読みたいマンガを溜め込んでいた私にとっては好都合な訳で最初はメジャー(ジャンプとかマガジンとかのマンガ)どころを見ていたんです。
それも最近では大体読み終えたので、近頃では面白いと口コミで聞いたモノを片っ端から読んでいるんです。
それが以前紹介した『クローズ』だったんですが、それも一通り読んだので今回は『岩明 均』の代表作であり記事のタイトルの『寄生獣』を読んでみたんです。
正直言ってこの作品の絵はお世辞にも上手とは言えません。
私個人的にも最初は抵抗あった作品だったのであまり気乗りはしませんでした。
でも、どうしても読んでくれって言われた事を思い出しとりあえずって感じだったのです。
あらすじ抜粋
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。
その生物は人間の頭に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。
寄生後も見た目は人間そのものであった彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に徐々に紛れ込んでいった。
抜粋終了
っていうSFマンガなんです。
最初は他愛もないマンガなんだろうと思っていたのですが、徐々にそのメッセージ性が出てくるんです。
人間とは地球にとってなんだ?
最初はこの本のタイトルである『寄生獣』というのはこのマンガで出てくる寄生生物「パラサイト」を指しているのかと思っていたのですが、実は作者が言いたかったのは「人間」こそが「地球」にとっての「寄生虫」だと言っていたんです。
しかも「虫」という表現ではなく、むしろ殺し合いをする「人間」は「獣」だ!って事で『寄生獣』。
人間とはなんぞや!
まさにそんな気持ちにさせてくれる作品ですね。
良かったら皆さんも近所のマンガ喫茶やレンタルコミックなどで読んでみて下さい!
もちろん購入もアリかと思います。
ちなみにハリウッド映画として実写化される予定みたいです。