昨日の話で『マスコミがこの国の諸悪の根源』と述べました。
そのマスコミで一番危険なのがコメンテーターの存在です。
本来彼等は個々に専門分野の知識から事件を評論する立場です。
それが大抵の番組では、一人または二人のコメンテーターが専門分野でも何でもないのに勝手な事を言ってその事件の本質をずらすような発言が目立つように思えます。
イージス艦事故の一件もそうでしたが、何故どのコメンテーターも一様に清徳丸の味方をして防衛庁のイージス艦のみを批判するのか?
あの事件で少なくとも私は疑問に思いました。
「逆に何故清徳丸は逃げられなかったのか?」
「他の船は旋回して避けているのに、清徳丸だけが何故気付かないのか?」
もちろんこの問題に関しては、遺族の心情などを考えると発言しにくいのも事実です。
私がこのように書く事も不適切かもしれません。
ですが、一方の見方をするだけでなくあらゆる角度から物事を観察しそれを述べる事が必要なのではないでしょうか?
そのような事を冷静に中立的に判断するのがコメンテーターまたは評論家・専門家なはずです・・・。
今の朝や夕方にやっている情報番組を見るとどれも同じに見えてきます。
その1つの要因がコメンテーターだと思います。
どのコメンテーターも番組に呼ばれる事を意識し、視聴者に対して無難な事しか言わない体裁を気にしているだけに感じます。
これならまだ芸能ネタを面白おかしくやってる芸能レポーターの方がまだマシに思えてきます。
あくまで私個人の意見ですが、皆さんはどう思いますか?