一期一会 株式会社webtech 執行役員 川邊英之の公式ブログ

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本当にこの非常時に何やってんの!

日本銀行

今日は全国的に雨ですねぇ~。
ってそんな事よりも!
株価暴落・急激な円高のこの非常時に、結局日銀総裁を決められず空席にしてしまった政治に物申したい!
日本の金融の長である日銀総裁を決められないなんて事があっていいのでしょうか?

そもそも日銀総裁がいないとどうなってしまうのか?

それは、先ほども述べたように金融の長がいない訳ですから、対外的に示しがつかないので国内外共に不安が広がります。
そうなれば日本の信頼をなくし日本売りが拡大します。
そうなれば、当然今よりも急激な株価下落が予想され、日本国内の景気はまた逆戻り・・・。
とんでもない事態です。
中国特需と言われながらコツコツと持ち直してきた景気が一瞬にして・・・そんな事考えたくもありませんよね。

では、何故そんな大切な日銀総裁を決める事ができなかったの?

これには今の与野党の政治的背景が原因としてあります。
与党の力が弱まり、野党の力が強くなってきているせいで与党が今までは一方的に決めていた人事を決める事ができなかったのです。
しかし、そんな事は参院選の敗退の時からわかっている事態なのに手を打たなかった与党の責任は免れないでしょう。
しかも総裁人事において、従来までの財務省OBを選出する人事内容であれば確かに野党が反発するのは当たり前。
村上ファンドへの投資問題の時に辞任させようとまでしていた福田総裁続投案なんて「どこのバカの発想だ!」って感じです。
野党が反対するのは、子供でもわかる道理です。

ただこの問題は与党だけの責任ではありません。
野党も責任重大です。
国民の為と常日頃から言っている野党であれば、どんな事があっても日銀総裁は決めておくべきだったのではないでしょうか。
財務省と日銀の関係を断ち切りたいのはわかります。
では、誰なら良かったのか?
そこをきちんと説明するべきだし、与党にそれを促すべきです。
単に待っていて出てきた案に「反対!」だなんて言って、結果決められないと「責任は与党だ!」なんて事を言っても誰が納得できるのでしょうか?
少なくとも私は納得できません。

今この記事を書いていて段々と改めて腹が立ってきました!
与野党ともに国の国民の事をもっと考えて下さい!!
このままでは、本当に日本はえらい事になってしまいます。

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