随分と遅くなってしまいました。
先日お伝えしていた新潟のお話です。
新潟まで何故行ってきたかというと酒蔵に行ってきていたのです。
その理由まではまだ言えませんが(ここまでひっぱるからにはBIGニュースなんですw)、糸魚川市にある雪鶴というお酒を造る酒造メーカー田原酒造に行ってきました。
この田原酒造は創業明治30年という、歴史ある酒蔵でここのお酒である「雪鶴」は今まで何度か飲んだ事があり是非造っている現場を見てみたかったので、こういう風に行く機会ができて本当に日本酒好きとして幸せでした。
この「雪鶴」は、知る人ぞ知る銘酒。
味を表現するとすれば、「しっかり味のある辛口」ではないでしょうか。
まさに私好みなお酒な訳です♪
その肝心の酒造りに関しては、昔ながらの製法を取り入れながら先代から更なる技術向上に勤しみ広島大学醸造科で理論を学び、実際の現場レベルでの技術を当時の新潟製造業界の名伯楽といわれた「田中 哲郎」氏から師事を受けて現在の「雪鶴」が生まれたようです。
そういう歴史を伺える酒蔵は、創業時のままの部分が多く大変広く創られていました。
それでも、代表者である「田原 与一」(写真)氏曰く「日本酒の需要が減ってきていて経営が厳しいですよ。」と。
実際に今年に入って新潟で三件の酒造メーカーが倒産したとか・・・。
こういう話を聞くと私達で何かできないかと思ってしまいます。
これだけの技術力をむざむざこの世から無くすのは本当に勿体ないからです。
一介の日本酒好きができる事なんてたかが知れていますが、そろそろ私も立ち上がろうと思います。
今年中に大きく私が動く事になりそうです。