GOEMON
私の2009年の期待の映画の1つがこの『
紀里谷和明』監督作品『
GOEMON』です。彼の初の映画監督としての作品『
CASSHERN』から5年。二作目となるこの作品はかなりの力の入れようで制作日数は延べ3年。セット数100、CGカット数2500、エキストラ1000人、総スタッフ300人というまさに超大作と言える映画です。
個人的には前作の『
CASSHERN』は好きだったのですが、色々と問題があったようで監督である『
紀里谷和明』氏とスタッフの仲が険悪で助監督が何度も交代するという問題が起こったり、作品の評価に至っては日本映画のワーストを評価する週刊文春主催の「
文春きいちご賞」では『
デビルマン』に次ぐワースト2位を受賞という不名誉な評価を受けました。その中には、「
当時の妻である宇多田ヒカルの新曲のプロモーション映像だ。」などと辛辣なコメントも出る始末。それだけに今回のこの『
GOEMON』でそれ等の評価を払拭して欲しいというのが一ファンとしての願いです。
彼の作り出す映像は独創的で凄く素晴らしく圧巻です。それは、“
宇多田ヒカル”のプロモーションビデオを見て感じました。その素晴らしい映像は今回の『
GOEMON』にも十二分に発揮されているようです。この映画こそ映画館の大スクリーンで是非見てみたいものです。