
人気番組『
アメトーーク!』で歴代No.1の視聴率も叩き出した「
ガンダム芸人」。そのガンダム芸人達が『
逆襲のガンダム芸人』として来週の木曜日、11月26日に帰ってきます。
この番組では数多くの「
○○芸人シリーズ」がありましたが、何故この人気のガンダム芸人が企画されないのか疑問でしたが、いよいよ満を持して登場!その芸人達とは、「
土田晃之&千原せいじ&バッファロー竹若&ケンドーコバヤシ&若井おさむ&ライセンス井本&品川祐」という人気芸人達。いやぁ〜、早く見たいものです!!
で、逆襲のガンダム芸人の開催を祝して、私がガンダムの魅力を余す事なく披露したいと思います。
そもそもガンダムとは、「
機動戦士ガンダム」として1979年4月7日からアニメとして放送開始。これが俗に言う「
ファーストガンダム」です。有名な話ですが、放送当初の視聴率はとても高視聴率番組と言えるものではなかったようです。どれほどかというと、当初は全53話の予定だったのが全43話へと変更。いわゆる打ち切りになってしまった訳です。しかし、この打ち切りが決まったぐらいから視聴率が上昇。熱狂的なファンも出現し始め、再放送も何度かされる内にその知名度を飛躍的に伸ばしていきました。更に誰もが知る「
ガンプラ」というプラモデルの登場で爆発的な人気を獲得!当時の10代の絶大な支持を得ます。これが「
ガンダム」の誕生でした。
内容はお世辞にも明るいアニメとは言えず、戦争というテーマだけにリアルで暗いイメージが目立ちます。当時のアニメとしても異質でした。この機動戦士ガンダムでは、架空の世界、宇宙世紀0079が舞台になっています。人類はその人口の増大に対して宇宙に進出。コロニーという宇宙空間に居住空間を構築し、宇宙に住む人達(スペースノイド)と地球に住む人達(アースノイド)に分かれていました。アースノイドはエリートとされ、スペーズノイドに対して差別を行ってきました。地球には、地球連邦が治め一見平和だったのですが、スペースノイドの不満が蓄積し、地球からもっと遠いコロニー群(サイド3)においてジオン公国が誕生しました。このジオン公国は、地球連邦からの独立を求め、独自に開発した「
モビルスーツ」を駆使して独立戦争を仕掛けました。これが『一年戦争』の始まりです。
この当時のロボットアニメと言えば、「地球侵略を目論む地底人やら異星人VS地球の平和を守る人類」が定番でした。それが初の宇宙に出ているとは言え、「
人類VS人類」と言ったまったく新たな戦いを描いた物語なのです。これは一説には、「
アースノイド=白人」、「
スペースノイド=黒人」とも言われており、原作者の富野喜幸氏が、その差別から生まれる憎しみや悲しみをロボットという子供達にわかりやすい媒体を通して伝えたかったのではないかと言われています。
そして、ファーストガンダムから実に5年の月日を経て誕生したのが、「
機動戦士Zガンダム」です。(ちなみに私がシリーズで一番好きなタイトルです。)これは、宇宙世紀0087。ファーストガンダムで描かれた一年戦争終結から7年後の世界が舞台です。
一年戦争で勝利した地球連邦。その地球連邦内でエリート地球人のみで構成された「
ティターンズ」が全ての実権を握っていました。完全に地球完全優位の思想の元、誕生したティターンズ。これに対抗するべく一部の連邦軍人やスペースノイド達は、反地球連邦組織「
エゥーゴ」。この両者が自らが求める平和を獲得する為に、戦いを繰り広げていきます。一年戦争で活躍したホワイトベース隊の人物達も登場します。もちろん、ファーストガンダムで主役だった「
アムロ・レイ」に「
ブライト・ノア」。更にアムロの最大のライバル「
シャア・アズナブル」も登場。物語が佳境を迎えるに連れ、あのジオン公国が「
アクシズ」として再び登場し、「
ティターンズ」「
エゥーゴ」「
アクシズ」の三つ巴へとなり・・・。
数々のガンダムの中で最も悲惨で残酷なラストを迎える事で知られています。「
子供番組なのにココまで救いの無い内容にしますか?」って感じです。この後に続く「
ダブルゼータ」、一応のシリーズの節目になる「
逆襲のシャア」に続くキーとなるタイトルな訳です。是非一度は見て欲し下さい。「
アニメだろ!」と安易に思われている方も、ちょこっとでもいいので見て下さい。お願いします!
で、ガンダムには、この他に数々のタイトルがあります。その全てをこの調子で紹介しているとブログがあまりにも縦長になり過ぎてしまうので、この辺りで。ここからは、ガンダムの凄さをご紹介!
ガンダムシリーズと良く言われますが、一体どれぐらいのタイトルのがあるのかと申しますと、驚くなかれ「
200以上」です。アニメ、映画、OVA、小説、漫画、ゲーム、CDなどなど。これは、色々とシリーズ化されているアニメやら特撮などでも断トツの多さを誇っています。ガンプラの売上に関しては、天文学的数字だと言われており、現在もその数字を伸ばし続けてます。まさにモンスターキャラ。
現在では、日本だけでなくアメリカやヨーロッパに中国、韓国など様々な国でも支持されています。先日、あまりにも人気があるという事で、お台場に1/1の巨大なガンダムが造られました。これまたスマッシュヒットで、数多くの観光客が訪れ当初の予定を上回る経済効果をもたらしたそうです。
今もなお新シリーズが続々と登場し、親子でガンダムを楽しむ姿も多く見られ、新シリーズで登場するモビルスーツのガンプラを子供、ファーストガンダムやZガンダムなどの旧シリーズに登場したモビルスーツのガンプラが父親。と言った構図が出来上がっているようです。
こうやって、大人から子供まで楽しめる数少ないキャラクターがこのガンダムなのです。まだ、この魅力を知らない人の為にこの私のつたない文章が、お役に立てればと思いエントリしましたが、如何でしたでしょうか?長い間お付き合い頂きましてありがとうございます。後は、あなた次第です!