一期一会 株式会社webtech 執行役員 川邊英之の公式ブログ

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YouTube ニコニコ動画 FC2 Dailymotion

FC2の一件で見える。著作権違法動画と今後のテレビ業界の未来。

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先日の「FC2検挙事件」について、今回は追記させて頂きます。
前回書かせて頂いたように、今後の著作権違法動画とテレビのあり方について、私の持論を好き勝手に書かせて頂きますので、異論のある方は存分にいらっしゃるかと思います。もちろん、あればご意見をコメントなどでお書き頂ければ私もご返信させて頂きます。

まず、結論から申しますと、違法動画を現実的に失くす事はもはやできないでしょう。モグラ叩きと同じ様に、消してもまた違う場所、アカウントなどでアップされるのがオチです。実際に良く目にします。YouTubeで上がっていた動画が、ニコニコ動画やデイリーモーションやFC2動画などでアップされている事が。もちろん逆もしかりです。

となれば、テレビもこの動画サイトを利用する形で収益を得る事はできないのでしょうか。私はあくまで、共存すべきだと考えています。ここまで広がってしまっては、そうせざるおえないと思います。
現在では、広告バナーなどで動画サイト運営側にも動画アップ主にもかなりの収益をもたらされており、年々広告効果も上がっていると言われています。これを利用し、テレビ業界にあるスポンサーなども新たなにウェブ広告に対しての費用を考える良い機会なのではないでしょうか。そうすれば、テレビ側も見る側に無料で提供が出来る、まさに視聴者・制作者・提供者のWinWinの関係が築けるはず!

しかし、問題が・・・。
違法動画の大量流出で大打撃を受けているとされている業界があります。それはDVDやブルーレイなどの販売及びレンタルについて。今や、テレビ番組だけでなく映画なども動画サイトにアップされており、DVDが発売された当日には、アップされているなんて事がザラにあります。
そうなれば、わざわざお金を出さなくてもネットで見れてしまう状態なので、わざわざ手間とお金を掛けて、そういうお店に行く人は激減しちゃいますよね。また、昔であれば、画質の問題とかありましたが、最近では、遜色ない程、高画質で閲覧出来てしまいます。

この問題は非常に大きく、実際に店舗を構えているお店として経営もかなり厳しくなり、株価も落ちています。一時は、かなりの収益を上げ、全国に多くの店舗を保有し、従業員数も多くいた新たな花形業界とも言われた時代がありましたが、今では先行きが暗い状態に突入しようとしています。
更に追い打ちとして、民放各社がウェブ上での番組配信を公式に行おうという動きが出て来ており、その成り行き次第で厳しい状況に追い込まれそうです。

iTunesなどの登場で、街中の小さなレンタルショップやCD販売店などが姿を消していきました。そのような時代の変化に伴い、淘汰されていく産業があるのも技術革新と共に仕方がないのかもしれません。しかし、それがあまりに広範囲に及ぶのであれば、無視出来ないのもまた事実。

それでも、私個人的には、先程も述べたように、ウェブ広告を活用して、率先して動画サイトに著作権保有側も参入すべきではないでしょうかね〜。今後の動きを観察していきたいと思います。

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