昨年年末に、今まで不毛な論争が繰り広げられた慰安婦問題。日韓関係がココまで冷え込んだ大きな要因であるこの問題ですが、10億円を韓国政府に支払う事で、一応の解決をさせる方向で両政府が合意しました。
一見、私たちからすれば、なぜ支払わないといけないのか!っと思ったこの問題ですが、これは逆に安倍政権下において、大変大きな功績と評価されるかもしれません。一応先に断っておきますが、私は従軍慰安婦も含めてのこの慰安婦問題について、韓国の言い分はメチャクチャだと思っている人間です。その点を踏まえた上で、この記事を書いている事をひとまずお伝えさせてください。
国際問題としてこの問題を大きく発展させた韓国。一方的に国際的に日本を批判する形で発言を繰り返していました。
この行動により、韓国・日本両国内において、慰安婦問題に対する関心が高まり、両国の友好関係に亀裂が生じました。それにより、韓国国内の経済は大打撃。日本はそれまで韓流ブームもあり、韓国への渡航者も多く、様々な日本マネーが韓国に流れていたのですが、今や見る影なし。韓国びいきとされていた、フジテレビの凋落も未だにその打撃を取り戻せずにいます。
韓国の前大統領である李明博氏の竹島上陸から、悪化し始めた両国。その救世主として期待された朴槿恵大統領。これが大きく期待を裏切る半日家でした。
そこで、韓国経済に陰りが見えてきていた就任当時。何とか人気を維持する為に、中国と密接に日本を突き放す外交手段を取り、国内に多く存在する反日派の人間を取り込み政権維持に努めました。しかし、経済は悪化の一途。中国からは暖簾に腕押し状態をくらい、行く先を失った朴槿恵大統領。
そうこうしている間に、国内からは、日本に対する外交批判が噴出。更にアメリカからの圧力もあり、この合意へと道が繋がったと容易に解析できてしまいます。駄目押しが、アメリカからの圧力だったでしょうが、これは日本も同じだったでしょうね。アメリカからすれば、両国の関係が悪化する事は、デメリットしかありません。板挾みになっている部分もありましたので、「もう、ええ加減にせえ!」的な感じだったのは間違いありません。
これだけ周囲を巻き込み、大々的に国際的にも取り上げられた合意。この約束を果たさなければ、それこそ韓国政府自体の国際的な信用問題になってしまいます。
現在、元慰安婦団体から強烈な批判と受け取り拒否運動が繰り広げられているようですが、朴槿恵大統領が自ら招いた問題の種をどう刈りとるか。13日の会見では、どうやら元慰安婦と直接説明するとも発言されたようですが、ここが本当に正念場ですね。
我々はこの行動をドッシリと腕組みして眺める事にしましょう。ちょこまかチンピラのようにイチャモンつけてくる輩、10億円なんて安いもんや!ってぐらいに。
安倍総理が言っていたように、後世にこの問題を引きずり性奴隷国家などという不名誉な言いがかりを言わせない事が最優先です。
1日も早くあの忌々しい慰安婦像を破棄して頂きたいですね。