兼ねてから日本のガソリンに掛かっている税金についておかしいと言われていました。
それは世界に実に稀な多重課税なんです。
という訳で私みたいなモノがこんな話をしていいのでしょうか?
自分のBlogの中での独り言という事でありって事にしておきましょうw
はてさて私が何故「暫定税率廃止」に賛成なのか?それを語るにはまずガソリン税の中身を確認する必要があります。
まず「ガソリン税」というのは元々ありません。
俗にいうこの「ガソリン税」は「揮発油税」と「地方道路税」を合わせて言われています。
「揮発油税」⇒国土交通省
「地方道路税」⇒地方自治体(主に道路を作る為に使われています。)
もちろんガソリンにはこれだけでなく他にも「原油関税」、「石油税」更に「消費税」まで掛かっているんです。
以前まではこの「消費税」を掛けている事についても「二重課税」に該当し「国際法違反!」と騒がれた時もあったとか・・・。
今述べただけでガソリンには5つの税金が掛かっている訳です。
そこに今話題の「暫定税率問題」なわけですよね。
しかもこれが「揮発油税」と「地方道路税」にそれぞれ掛かっている訳です。
<暫定税率>
ガソリン1リットルあたり「53.8円」
<内訳>
揮発油税「48.6円」、地方道路税「5.2円」です。
<暫定税率廃止>
ガソリン1リットルあたり「28.7円」
<内訳>
揮発油税「24.3円」、地方道路税「4.4円」
これを見てどう思いますか?
ニュースなどでも言われているように何故廃止に反対なのか?
それは地方に道路を作るのが必要だから!
もしそういう事であれば、「揮発油税」と「地方道路税」の比率を変更すれば済む事でしょう。
それにこの比較を見てわかるように本当に必要な道路が作れない程にはならないと思いませんか?
道路を作る事については無駄かどうかの議論は難しいですが、バンバンと道路を補そうするのは間違いなく無駄。
予算があるから使わなければ!っていう考えが見えてなりません。
本当に日本経済の事を考えていると福田総理が言うのであれば、間違いなく廃止すべきだし廃止する事によってどれ程の経済効果が生まれるかはしっかりと把握すべきだと思います。
国土交通省の官僚にもいつまでもぬるま湯ではなく世間の辛さを味合わせるべきでしょう。
今回の「つなぎ法案」の騒ぎで廃止に繋がる事を切に願います!!
と独り言終了ぉ~!!