
よく人間は因果関係を考えこじつけるところがあると言いますが、やはり因果関係はあると思いますね。今回のこのイングランドのグリーン選手もこのワールドカップという大一番で、信じられない大失策を行ってしまいました。
昨日アルゼンチン戦も注目を浴びていましたが、私個人的に注目していたのがイングランド×アメリカ戦です。そんな訳で早朝まで起きて観戦していました。すると、ジェラードが見事な中央に走り込みゴールを決めて先制!そのままイングランドにとって良い流れでゲームが進んでいたのですが、前半40分に信じられない光景が・・・。
GKのグリーン選手が難なくさばくであろう、正面で構えたシュートを後方にそらし、先制点を帳消しにする凡ミスを犯してしまったのです。思わずテレビの前で、「
アーーー!!」って叫んでしまいました。
最初に話を戻しますが、これがどうして因果なのかというと、イングランドは過去GKの失策が大舞台で続いているんです。日韓W杯準々決勝の対ブラジル戦。この試合では、シーマンがロナウジーニョのFKを読み誤って頭越しに得点され、敗退。2年前の欧州選手権予選のクロアチア戦ではロビンソンがバックパスを空振りして、失点する珍事もあったようで・・・。
精一杯の力を出し合う緊張感の中でミスが出るのは、人間誰しもある事。今回のグリーン選手も「
引きずらない。自分には前に進む、精神的な強さがある」雪辱を誓っているようです。この言葉通り、彼の名誉挽回を果たせるようなプレーが飛び出す事に注目して残りのイングランド戦見守りたいと思います。
間違ってもこの事が原因で予選敗退という事にだけはならないように・・・。決勝トーナメントでもイングランドのプレーは見たいなぁ〜。