映画化については何度か書きましたが、今回は『20世紀少年』のコミックのお話。
作者は、あの『YAWARA!』や『MONSTER』で有名な『浦沢 直樹』です。
『MONSTER』同様に読めば読むほどに「謎」が深まる感じで一気に読んでしまいました。
「ともだちって誰なんだ?」
って「謎」から色々な「謎」が出てきてそれがまた違う「謎」をって感じなんですよね。
この面白さは文章で表現できませんね。
読んだ人にのみわかります。
是非オススメな一冊でございます!
但し、読みすぎてマンガ喫茶などで一晩明かすなんて事にならないように注意して下さいね。
—–ストーリー—–
日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌し、滅亡に向かっていく。
それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。
大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。しかし、1997年幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく。
そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。
出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
悪の組織“ともだち”に、ヒーロー “ケンヂ”は果たして立ち向かえるのか。
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