「ロゴ」
企業の大きい小さいに関わらずロゴはほぼ存在するのではないでしょうか?
なぜならその企業を表す象徴的なモノをロゴとして表すからでしょう。
とすれば、企業が何かしら製品を作り上げる時には、そのロゴを載せるのが自然の流れでしょう。
私もこれは至って自然な流れだと思います。
でも、『昨日の投稿記事』に書いた『BANG&OLUFSEN バングアンドオルフセン』でのお話の続きでお店に視察という形で『Panasonic パナソニック』の人が時々来るそうです。
その時に言われたのが、
「どうして『BANG&OLUFSEN バングアンドオルフセン』の製品にはロゴが入っていないんですか?入っていても小さいですよね?」
この質問が飛んだ時に思ったそうです。
そういう考え方だったのかと・・・
なぜそんな当たり前のような事を聞いて驚いたのかと言うと『BANG&OLUFSEN バングアンドオルフセン』の製品に対する姿勢にありました。
「私どもの製品は、その製品を見てもらえれば『BANG&OLUFSEN バングアンドオルフセン』と判るモノばかりです。だから、そのデザインを邪魔しないようにむしろロゴの必要性は高くないのです。」
この話を聞いた時、私は個人的にもディレクターとしてでも衝撃を受けました。
と言うか、自分はホントまだまだまだまだだなと思いました。
モノの認識を一方向でしか見れていません。
ロゴに対する固定観念が自分にあったんですよね。
製品のデザインさえしっかりしていれば、ロゴで改めて社名の宣伝は必要ない・・・
よくよく考えてみれば、画家がそうです。
彼等は自分の作品の邪魔をしないように小さくそれとなくサインをしてあります。
そのサインが企業にとってはロゴで作品が製品な訳ですから。。。
デザインを追及してるからこそ出るこの思想は今の私には、出るはずもないモノだったのかもしれません。
こういう確固たる自信を持ちつつ世にクリエイティブなモノを出し続けれるように日夜勉強したいと改めて決意させられましたね。