この項目は久々ですね。
ちょっと最近新たに感じるところがあったのでまた書いて見る事にしました。
今までに『目的』・『ユーザビリティ』・『デザイン』・『機能』と書いてきましたが、今回は「ターゲット」です。
サイトによってターゲット層はおのずと変わります。
性別:「男性なのか?女性なのか?」
年齢:「20代?30代後半?」
内容:「○○が好き、又は興味ある人。」
etc…
あまりに初歩的で「そんなのわかってるわ!」って感じる方もいるかもしれません。
しかしこれが案外見落としたり、最初は明確なターゲット層があっても結果それにあったサイトではなくなってしまうなんて事も実際にあります。
こういう事が起きてしまった事例については、何点か理由はありますがその最も大きな要因は『目的』が不明確なままサイト構築が発進してしまう事です。
クライアント側からすれば漠然としか考えていないのでこれらを引き出すのはあくまで私達「Web Director」の仕事です。
これが出来ないうちは絶対に制作過程に入るのは辞めておかなければなりません。
たとえそれがどれだけの時間を労したとしても・・・。
そしてそれを終えれば次に出る問題というかチェック項目は、「サイトのデザインや企画が本当にそのターゲットに合っているのか?」というところです。
男性がターゲットなのにやたらとメルヘンチックなデザインや女性がターゲットなのにやたらと操作性が複雑でわかりにくいものだったりとか・・・
まぁ、こんなサイトはありえないとは思いますけど極端にいうとこんな事です。
ターゲット層によって柔軟にデザインや企画で対応しなければそのサイトの終わりは近いでしょうね。
そしていくら良いデザインや面白い企画でもターゲット層に合っていなければそれもまた同じです。
その辺りを客観的に見れる「眼力」も我々「Web Director」には必要な事です。