驚きのニュースです。検索サイトで最大手の『
Yahoo!Japan』がその内部のシステムである検索エンジンと広告システムを同じく大手検索サイトである『
Google』の物を採用するようです。
実は以前も2001年4月から2004年5月まで、両社の提携は行われておりました。それが今回再び手を組むという事で話題になっております。
詳しい記事があったので、そちらを抜粋致します。
<記事抜粋>
Yahoo!JAPAN(以下ヤフー)から送付されたプレスリリースによると、同社が提供するサービスのうちインターネットに存在する情報を検索する「検索エンジン」と、検索キーワードに連動した最適な広告を検索を利用しているユーザーに配信する「検索連動型広告配信システム」をGoogleのエンジンおよびシステムに切り替えることを決定したそうです。
Googleとの提携範囲はウェブ、画像、動画、モバイルの4領域における、検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムのサービス提供で、契約期間は 2年。契約はヤフーが断らない限りは自動的に2年延長され、以降についても双方が同意すれば更新することが可能であるとのこと。
この提携で定評のあるGoogleの検索エンジンと検索連動型広告配信システムを、日本で非常に人気が高いヤフーの検索サービスに組み込むこととなるため、ヤフーの検索サービスの価値が引き続き高く維持されるとのこと。また、Googleはヤフーよりオークションやショッピングといった諸サービスに関してのデータの提供を受けるため、双方がメリットを得ることになります。
なお、今回の契約の対象は、ヤフーの検索サービスにおける検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムのサービス提供を受けることに限定されており、ヤフーは、検索ページや検索サービスを今後も運営するほか、検索連動型広告においても、今まで通り「マーケットプレイス」を独自に提供していくため、ヤフーとGoogleは広告と検索サービスを含むすべてのサービスにおいて、今後も競い合う関係であることに変わりはないとされています。
ちなみにGoogleの検索エンジンを利用することとなった背景ですが、アメリカのYahoo!が2009年7月に検索エンジンおよび検索連動型広告配信技術の提供をマイクロソフトから受けることを決定したことを受け、ヤフーも他の検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムについての検討も行うべきと考えた結果、Googleから提供を受けることになったそうです。
検索エンジンと検索連動型広告配信システムの切り替えの時期については現時点では未定で、今後詳細を協議のうえ決定するとされていますが、資本関係などを含めて、ヤフーはアメリカのYahoo!と今まで通りの関係を継続していくことを明らかにしています。
<抜粋終了>
日本では圧倒的にまだまだヤフーが、検索サイトとして利用されているシェアとしては多く利用されていますが、正直言って精度的にはグーグルの方が優秀でしょう。私のようなウェブ制作に携わっている人間からすれば、今回のこの提携によってどう変化が起こるのか、観察していきたいと思います。